
『船のかたちのしめ飾り』
お米が美味しい季節ですね。
毎日、毎日お世話になっているお米ですが、
先日、伊勢神宮へ訪れたとき、
お正月でもないのに、お店や民家の玄関に立派なしめ飾りがあったことを
ふと思い出しました。

『しゃもじのかたちのしめ飾り』
稲穂が付く前の青いうちに刈り取り、乾燥させて藁にし、
それを縒って形作ったものがしめ飾りですが、
これが毎日私たちが食べているお米と、もとは同じということに、
あらためて驚かされます。
お正月に飾るしめ飾りは、家系が代々続くようにとの願いを込めて橙を、
裏表のない清らかな心を願い裏白が飾られる、などが一般的ですが、
その他にも、しめ飾りは色々なあるようです。

『鋏のかたちのしめ飾り』
*
しめ飾りと
言えば、2014年の21ー21で開催された『米展』でも、
ユニークなしめ飾りが展示されていました。
しゃもじや鳥、船などユニークでデザイン性のあるものが多く、
そのセンスの良さに驚かされます。

『鳥のかたちのしめ飾り』
人と自然が一体となり、天と地の神さまに感謝を捧げ、
無病息災・子孫繁栄を祈る。
二千年以上もずっと昔から続けられているのですから、
ほんとうにすごいことです。
天と地の(陰陽)両方の恵を享受したお米は、
私たちのからだとこころを作り続けてくれているのですね。

『他にもさまざまな形のしめ飾りが』

これはしめ飾りではなく、
今日のお昼のおむすびでした!
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