
『Koji Lesson 』
久しぶりにレッスン風景をアップしました。
それというのも10年間の料理教室で、
初めて、海外からのレッスン生をお迎えしたからです。
いまさら言うのもなんですが、グローバル社会なんですね。
それにSNSは、確実に世界を近くしていると実感しました。

『苺大福の求肥を練っているところ』
さて、私の米糀レッスンに参加されたのは、
オーストラリアで日本食カフェを経営されているオーナーさんと留学生のお二人です。
完璧な通訳の方がご一緒ということもあり、
今回レッスンをお受けしました。
プライベートでも海外からのゲストと一緒に料理を作ることはありますが、
レッスンとなると私も準備に余念がありません。

『左からアシスタント・通訳の方・そして私』
熟練のアシスタントとともに甘酒をはじめ
米糀を使った発酵調味料のデモンストレーションを中心にクラスをすすめました。
甘酒のデモンストレーションでは、実際にお粥と米糀を混ぜてもらいましたが、
翌日、でき上った甘酒を試食してみると驚くほどになめらかで美味しかったのです。
いつも私が作っているものとは明らかにどこかが違うのです。
なめらかな手つきと溢れるほどの情熱⁉

『お土産にいただいたcolombaというお菓子はイースターに頂くそう』
糀菌がお二人の手によってメロメロになった?という感じがします^^。
20年の甘酒作りの経験からみても、
糀菌がよろこんでいたのは間違いありません。
同じお米と同じ米糀、同じ温度に同じ発酵時間。

『colombaをつまみ食い』
それなのに同じ味の甘酒が二度と作れないのは、
菌が生きている証でもあります。
そして、最後は全員で苺大福作りに挑戦。
求肥作りから丸めるまでを体験していただきました!
丸めていると、やっぱり皆さん寡黙になります。
人と人との深い繋がりを感じる大好きな瞬間です。
今日、糀菌は彼らとともに海を渡って、
愉しく広がっていくことでしょう。
糀菌よ広がれ!世界へ!
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